ヘッドホン有線・無線両用のデメリットとは?メリットとの比較とおすすめ商品も紹介
有線・無線両用ヘッドホンは、ワイヤレスの快適さと
有線の安心感を両立できる便利な選択肢です。
しかし、有線専用機と比べると音質・価格・重量などの面で
気になるデメリットも存在します。
この記事では、有線・無線両用ヘッドホンのデメリットを正直に解説したうえで、
メリットや選び方のポイント、おすすめモデルまでまとめています。
購入前にぜひ参考にしてみてください。
目次
ヘッドホン有線・無線両用のデメリット一覧
音質が有線専用より劣りやすい
無線で使用するBluetoothは音を圧縮して送るため音源データの一部が削られ、
細かい音のニュアンスが失われることがあります。
有線は基本的に非圧縮の信号をそのまま送れるため理論上は最高の音質になります。
有線無線両用機は無線での使用をメインに作られているものが多く、有線での使用に対応するため設計が複雑な作りになりがちで有線専用機に比べ音質が劣りやすいと考えられます。
本体が重くなりがち
有線専用機に比べると本体が重くなりがちです。
無線での使用のためバッテリーが装備され、Bluetoothなどの電子部品、ノイズキャンセリング搭載機器はさらに重量が増えます。
最近は軽量化が進んでいるのでそれほど気にならないかもしれません。
価格が高め|片方に特化したモデルより割高になる
同程度の性能を比較するためオーディオテクニカの製品の仕様をまとめました。
| ATH-M50x | ATH-M50xBT2 | |
| 接続タイプ | 有線 | 有線無線両用 |
| 価格(公式オンラインストア価格) | ¥22,990(税込) | ¥26,620(税込) |
| 形式 | 密閉ダイナミック型 | 密閉ダイナミック型 |
| ドライバー | φ45mm、CCAWボイスコイル | φ45mm |
| 出力音圧レベル | 99dB/mW | 99dB/mW |
| 再生周波数帯域 | 15~28,000Hz | 15~28,000Hz |
| インピーダンス | 38Ω | 38Ω |
| 質量(コード除く) | 285g | 約307g |
| プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ | |
| 付属品 | ポーチ、カールコード(着脱式):片出し1.2m、ストレートコード(着脱式):片出し3.0m、片出し1.2m | 30cm充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)、1.2mコード(φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ/L型)、ポーチ |
※無線専用のヘッドホンはほぼ発売されていないようですので比較からは省いています。
充電切れると有線のみになる(Bluetooth側の制限)
外出時の使用には充電の管理が重要です。充電が切れると無線接続が使えなくなり、有線ケーブルがなければ使用できない状態になります。
使用機器が有線接続に対応しているか(3.5mmジャック搭載か)の確認や、外出時は念のためケーブルを携帯しておくと安心です。
構造が複雑なぶん故障リスクが上がる
有線・無線両用機は電子部品の故障やバッテリーの劣化、ボタンや端子の劣化など故障する部位が増えます。
特にバッテリーの劣化は避けられないものがあります。
ただし有線専用機もコードの劣化リスクもあるので一概に両用機が故障しやすいとは言えない状況もあります。
バッテリー劣化時には有線での使用をするとの割り切りがあればヘッドホンとしては故障リスクに重点を置く必要は少ないかもわかりません。
ケーブルの取り回しが煩わしいケースも
有線・無線両用ヘッドホンは無線での使用がメインであっても、
有線接続時はケーブルの取り回しが煩わしく感じることがあります。
特にデスクワーク中に動き回る場面や、外出先での使用時に
ケーブルが引っかかったり絡まったりするストレスを感じる方もいます。
そもそもケーブルが苦手な方は、無線専用での使用を前提に
充電管理をしっかり行うことを意識しましょう。
それでも有線・無線両用が向いている人・向いていない人
こんな人には両用がおすすめ
- 普段は無線で使用し充電切れなどの時有線で使用できる安心感が欲しい人
- 外使い、家使い、音楽を聴く、ゲームをする、などいろんな場面で便利に使いたい人
- 音質へのこだわりが強くない人(有線使用時と無線使用時の音質に差を感じることがある)
こんな人は有線専用か無線専用を選んだほうがいい
有線専用を選んだほうがいい人
- とにかく音質へのこだわりが強い人
- 音楽制作や楽器の演奏に使う人
- ゲームプレイに使う人
無線専用を選んだほうがいい人(有線無線両用機含む)
- 通勤・通学など主に外出時にヘッドホンを使用する人
- スマホで利用する人
- ノイズキャンセリング機能を使いたい人
- ケーブルにストレスを感じる人
有線・無線両用ヘッドホンのメリットもおさらい
有線・無線両用のヘッドホンは普段は煩わしいコードを気にせずどこでも利用でき、快適に音楽やリスニングを行うことができます。
充電が切れた時やゲームや音楽制作などタイムラグが気になるときやより高音質での使用が必要な時は有線で利用することで実用的に利用することも可能です。
多彩な利用ができるのでメリットのほうがデメリットより多く感じることができるでしょう。
デメリットを踏まえた選び方のポイント3つ
重量は300g以下を目安にする
有線・無線両用ヘッドホンはバッテリー、Bluetooth基板、DAC、充電回路などが追加されるため、有線専用より重くなりやすいです。
特に長時間の利用が多い方は快適に使うためには重量が特に重要になります。
軽量モデルで求める性能を満たしていなければ元も子もないですが300g当たりを目安にすれば一般的な性能は満たしているものが多いので特に高性能を求めないのであれば軽量のものを選ぶほうがいいでしょう。
電池切れ時に有線で使えるか事前に確認する
使用可能時間の確認をしていても最大まで使えることはまれで電池の劣化は避けられません。
リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池は
充電回数は500~1000回
寿命は3年~5年
と言われています。
常に最新のものに買い替えることができるのであれば問題はないですが
電池切れ時に電源OFFで有線接続が可能かどうかの確認は必要です。
製品ページの仕様や製品紹介ページでの確認、またはメーカーへの問い合わせや店舗での確認をするようにしましょう。
保証・修理対応が充実しているブランドを選ぶ
大手メーカーの製品であっても、メーカー公式サイト・直営店・大手販売店以外で購入する場合は、保証の適用条件を事前に確かめておくことが大切です。特にECショップでハイエンドモデルを購入する際は注意が必要です。
Amazonで購入する場合は、商品ページの「出荷元 / 販売元」を確認しましょう。
- 出荷元・販売元ともにAmazon.co.jp:返品・サポートはAmazon対応になることが多い
- 販売元が別の会社:メーカー保証または販売店独自の保証になる場合がある
保証内容は購入後に後悔しやすいポイントのひとつです。価格だけでなく、購入先の信頼性もあわせてチェックしてから判断するのがおすすめです。
有線・無線両用ヘッドホンおすすめ5選
Bluetoothと有線接続の両方に対応したヘッドホンは、
スマートフォンやPCなどさまざまな機器で使えるため人気があります。
ここでは、音質や機能、価格のバランスを考慮したおすすめモデルを紹介します。
コスパ重視の定番モデル
Sony WH-CH720N
特徴
- Bluetooth+3.5mm有線接続対応
- ノイズキャンセリング機能
- 約192gの軽量設計
- 最大約35時間再生(ノイズキャンセリング使用時)
ソニーのミドルクラスモデルで、
価格と性能のバランスが良い人気のヘッドホンです。
おすすめ
- 初めての両用ヘッドホン
- 通勤・通学
- コスパ重視
音質重視のスタジオ系モデル
Audio-Technica ATH-M50xBT2
特徴
- Bluetooth+有線接続
- LDAC対応
- 約50時間再生
- 45mmドライバー
モニターヘッドホンとして世界的に人気の高いM50xシリーズのBluetooth対応モデルです。
おすすめ
- 有線・無線どちらでも高音質
- 低遅延モード搭載
- 世界が認める音響パフォーマンス
ノイズキャンセル性能重視
Sony WH-1000XM6
特徴
- Bluetooth+有線接続
- 高性能ノイズキャンセリング
- マルチポイント接続
- 最大約30時間再生(ノイズキャンセリング使用時)
ソニーのフラッグシップモデルで、
音質・機能・ノイズキャンセル性能のバランスが高いヘッドホンです。
おすすめ
- 世界最高クラスのノイズキャンセリング性能
- スマートリスニング機能
- 折りたたみ機構
装着感と静けさ重視
Bose QuietComfort Ultra Headphones
特徴
- Bluetooth+有線接続
- 高性能ノイズキャンセル
- 空間オーディオ対応
- 折りたたみ設計
Boseはノイズキャンセル技術で高い評価を受けており、電車の走行音やカフェの騒音など幅広い生活騒音を強力に遮断する性能に定評があります。
おすすめ
- ノイズキャンセリング性能が非常に高い
- 長時間でも疲れにくい
- 立体音響
バッテリーと音質バランス
Sennheiser Momentum 4 Wireless
特徴
- Bluetooth+有線接続
- 約60時間再生
- aptX Adaptive対応
- バランスの良い音質
長時間再生が可能で、音質面でも評価の高いモデルです。
おすすめ
- 長時間使用
- 音質重視
- 飛行機利用
重視ポイント別おすすめモデル一覧
| 重視ポイント | おすすめモデル |
|---|---|
| コスパ | WH-CH720N |
| 音質 | ATH-M50xBT2 |
| ノイズキャンセル | WH-1000XM6 |
| 装着感 | Bose QuietComfort Ultra |
| バッテリー | Momentum 4 |
まとめ|有線・無線両用ヘッドホンはデメリットを理解した上で選ぶ
有線・無線両用ヘッドホンを選ぶ方は、基本的にワイヤレスでの使用がメインになるかと思います。
両用モデルの最大のデメリットは価格が高くなる点と、バッテリー等の部品分だけ重量が増える傾向がある点です。
一方で、実際のところ無線のみで有線非対応のヘッドホンはほとんど販売されておらず、
有線に対応することで充電切れの不安を解消できる安心感は大きなメリットです。
デメリットをしっかり理解したうえで自分の使い方に合ったモデルを選ぶことが、
後悔しない買い物への近道です。
※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
